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【調査結果】貯金ゼロでも同棲できる?共同生活の事情を聞いた結果

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家族の未来マップ編集部

日本中の家族がさらに幸せになる未来を目指してライフハックを日々研究。税理士法人出身で子育て真っ最中のママ・パパが中心となって執筆。経験談やアンケート結果のデータから得られた情報をもとに、子育て世代のマナー、礼儀を解説中。

パートナーとの同棲生活は、ワクワクした気持ちになりますよね。しかし、同棲を始めるときに心配になるのが費用のこと。多くのカップルが「今の貯金でも同棲を始められる?」という疑問を持っているかと思います。

そんな不安を少しでも解消するため、今回は同棲にまつわるアンケート調査を当メディア独自で実施し、みなさんが同棲にかかった費用などを公開しています。同棲をはじめるときの貯蓄額なども知ることができたので、これから同棲したいカップルには参考になる内容となっています。実際の声をもとに、今後の共同生活を一緒に考えてみましょう!

記事のポイント

  • 同棲をはじめるときの平均貯金額は343万円
  • 貯金なしでも同棲は可能、でも条件付き…
  • 貯金が無いカップルはお金が必要ないように工夫している

 

貯金なしでも同棲は可能

「貯金ゼロでも同棲をはじめて大丈夫?」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

確かに、同棲をはじめるときには初期費用などの大きなお金がかかることも多く、貯蓄があった方がいいのは間違いありません。このあと解説するように、貯金ゼロで同棲をはじめるのはハードルが高くなります。

とはいえ、貯金なしで同棲をすることは現実に可能です。さらに、以下のアンケート調査の結果によれば、一定数のカップルは貯金ゼロ(または非常に少ない貯金)でも同棲を開始しているようです。

まずは、同棲をはじめるカップルの実態について、アンケート結果を見てみましょう。その後で、貯蓄が少なくても同棲を始められるノウハウについて解説していきます。

 

同棲するときの貯金額の平均は343万円

みんなが同棲をスタートする際の貯金はいくらなのでしょうか?

今回当メディアで独自に実施したアンケート調査で得られた結果をもとに、カップルたちが同棲するときの実際の貯蓄額を見てみましょう。

独自アンケート調査の概要

調査名 同棲を始めるときの貯蓄と費用に関するアンケート
対象 全国のカップル、性別問わず、未婚または初婚者
サンプルサイズ 150
調査期間 2023年8月16日〜8月25日
調査方法 クラウドソーシングサイトでのアンケート依頼
調査項目 ・属性(性別、年収、居住地、同棲開始時期)
・同棲時の状況(転居の有無、入居先等)
・同棲開始時の貯金額
・同棲開始時にかかった費用

質問:同棲をはじめるときのあなたの貯金額は?

調査の結果、平均貯蓄額は約343万円となりました。最も回答が多かったのは、100〜149万円(17%)でした。実に6割以上の方は100万円以上の貯金がある状態で同棲を始めているようですね。

一方、約14%の方が貯蓄ゼロか貯金がほとんどない(〜40万円)状況から同棲をスタートしているということも分かりました。

このように、貯蓄額には大きくばらつきが見られます。このばらつきの原因としては、同棲時の職業や住まいの地域(都市部、地方部)、または同棲を始める年齢などによって大きい差が生じると考えられます。

 

貯金なしで同棲する条件(体験談)

それでは、手持ちのお金が少ないカップルはどのようにして同棲生活を始めているのでしょうか?

貯蓄が少ないときでも同棲をはじめられる条件について、ポイントを確認してみましょう。実際の声として、アンケートで回答してくださった方の体験談も掲載しているので参考にしてみてくださいね。

 

既存の住居を利用する

貯金なしでも同棲を始めるカップルの多くは、自分かパートナーのどちらかが既に住んでいるお家に入居するケースが多いです。

どちらかが借りているアパートやマンションや、場合によってはどちらかの実家が空いていて、そちらに入居するという形もあるでしょう。この方法なら、今払っている家賃を半分ずつ負担すればいいので、かなりの経済的負担を軽減できます。引越し費用は1人分なので、最大でも単身引越し料金くらいには収められそうです。新しく賃貸契約する必要もないので、初期費用も必要ありません。また、新しい部屋を探す手間も時間も節約できるのもメリットですね。

もともと私が住んでいた部屋に彼女が越してきたので、貯金を少し下ろすだけで足りました。(けん さん 男性 当初の貯蓄額:0〜20万円)

 

初期費用が低い物件を選ぶ

賃貸に二人で引越しするというときも、敷金0、礼金0、あるいは仲介手数料無料などの物件を選べば、初期費用の出費を大きく抑えられます

ここ数年で家賃相場は上昇していますが、特に若い子育てカップル向けに、このような初期費用のかからない物件は増えてきています。時間が許せば、じっくりと物件情報をチェックするのが良いでしょう。

最初は敷金、礼金ゼロの物件を探していましたが、今の家は大家さんに家賃交渉して下げてもらいました。なんとか引越しできた感じです。(k さん 28歳 男性 当初の貯蓄額:20〜40万円)

 

親や親戚からの支援を受ける

同棲をはじめるにあたって、親や親戚に相談してみるのもいいかもしれません。

場合によっては、引越し資金の支援など、金銭的なサポートを受けられるかもしれません。それ以外でも、例えば使われていない家具・家電を提供してもらったり、引越しの手伝いをしてもらうことで引越し費用を削減できたりなど、さまざまな形でのサポートが期待できるかもしれません。

同棲前にプロポーズされ、両家の顔合わせまで済ませていたので、義両親からの結納金で賄いました。家電の購入費は母に出してもらいました。(いるか さん 31歳 女性 当初の貯蓄額:20〜40万円)

 

貯金なしで同棲を始めるデメリット

そうとはいえ、やはり貯金なしで同棲を始めるのには大きなハードルがあるもの確かです。

二人の共同生活を始める以上は、単身のときのように簡単に解決できない問題が起こることもあるでしょう。ある程度の貯蓄がないと、以下のようなデメリットがあてはまるかもしれません。

  • 初期費用のハードル:貯金がない状態で同棲をスタートしたいとき、引越しをする場合は初期費用(敷金、礼金、仲介手数料など)を支払えず、条件のいい物件に住めないかもしれません。そもそもの同棲を始めるのも難しい可能性があります。
  • スタートの時期は厳しい生活: 貯金なしでの同棲を始めると、最初の数ヶ月は厳しい生活を強いられる可能性があるでしょう。同棲をはじめるときは、自分もパートナーも慣れない生活になりがちです。そんなときは思わぬ出費が必要になることも。普段の食費や日用品の購入で、節制が求められるかもしれません。
  • 将来の計画を立てにくい: 例えば、結婚や旅行、大きな買い物など、将来の計画を立てる際に資金の問題でハードルが上がることが考えられます。

 

同棲を始める時にみんないくらかけた?

貯蓄に余裕がない中、同棲を考えるカップルにとって、新生活のスタートダッシュにどれくらいの費用がかかるのかも気になるのではないでしょうか。

今回のアンケートでは、カップルが同棲を始めるときに実際にかかった費用も調べてみました。

調査では、「賃貸物件の初期費用」、「引越し業者の費用」、「家具家電の購入費」について聞いてみたところ、以下のような結果となりました。

 

物件の初期費用の総額

質問:同棲をはじめる際に引越しをされた方は、賃貸の初期費用は?

ここでの初期費用には、初月の家賃、敷金・礼金、仲介手数料、保証料などが含まれています。調査の結果、平均金額は26.1万円ほどでした。最も回答が多かったのが、20万円〜40万円の間(40%)で、8割以上の方は初期費用を40万円未満に抑えられているという結果になりました。

一般的に、初期費用は月の家賃の3〜5倍ほどはかかると言われています。アンケート回答者の属性をみると、同棲時の家賃支払額の平均は約7.3万円だったため、初期費用の平均は家賃の3.5倍程度となり、大体この考え方に合っているようです。

そのため、地域や生活水準にもよりますが、家賃の4〜5倍ほどの資金を用意しておくほうがよいでしょう。

 

引越し業者の費用

質問:同棲をはじめる際に引越しをされた方は、引越し費用は?

同棲をはじめるときに新居に引越しされた方に、引越し業者に支払った費用を聞いたところ、平均は5.4万円でした。最も多かった回答は〜2万円以下の範囲(38%)で、半数以上の方が引越し費用を6万円未満に抑えているようでした。

引越し業者の料金は、主にシーズンや個人の荷物量、転居の移動距離によって変わるので、これをお読みの方にとってはあまり参考にならない可能性があります。一つの目安として参考にしてみてください。

 

家具・家電の購入費用

質問:同棲をはじめたときに買った家具・家電の購入費用は?

カップルによって大きくばらつきがあったのはこちらの質問でした。

回答を集計してみると、購入額の平均は7万円で、半分以上の回答者が12万円未満で家具・家電購入をしているようです。一方、家具・家電に30万円以上の買い物をしているカップルも20%近くいました。

賃貸の初期費用や引越し費用に加えて、大物の買い物にもお金をかけることが多いことが見えてきました。

 

同棲開始で使ったお金の合計額は?

これらの調査結果を総合すると、同棲をスタートする際の平均費用の合計は39万円ほどということになります。

もちろん上記で説明したように、同棲を始めるときにかかる費用はカップルの状況や環境によって変動するのですが、少なくとも50万円程度の貯金がないと初期費用をまかなえない可能性が出てきます。

こうした金額を前提にすると、貯金ゼロでの同棲スタートは(特に新居への引越しが必要なら)、かなりハードルが高いといえそうです。

 

貯金ゼロでも同棲するカップルは一定数いる

同棲をスタートさせるとき、お金のことは避けて通れないテーマとなります。特に、貯金なしから同棲にチャレンジするのはハードルがあることは確かです。

しかし、上記で解説したように、必要なお金をきちんと計画し、工夫していけばどんなカップルもいずれは共同生活をスタートできるでしょう。今回ご紹介した調査結果を参考にするなど、自分たちのペースで情報収集しながら、楽しい同棲生活を叶えていきましょう!

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