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賃貸でも使えるチャイルドロックとは?赤ちゃん用ドアロックの選び方とおすすめ製品3選

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家族の未来マップ編集部

日本中の家族がさらに幸せになる未来を目指してライフハックを日々研究。税理士法人出身で子育て真っ最中のママ・パパが中心となって執筆。経験談やアンケート結果のデータから得られた情報をもとに、子育て世代のマナー、礼儀を解説中。

子どもたちが安全に成長していくことを願う気持ちは、すべての親の共通の思いですよね。特に、ハイハイや、つかまり立ちができるようになった赤ちゃんは、家の中のあらゆる場所が冒険の舞台になります。その冒険は時として危険に繋がることも…。

だからこそ、家の中を安全な居場所にするために、赤ちゃん用の「ドアロック」、小さな子どもでも安心できるチャイルドロックの購入を考えている方も多いのではないでしょうか。

でも、「賃貸だから無理な改装はできないし…」と思うママ・パパも多いはず。そんな方に向けて、この記事では、賃貸でも手軽に設置できるチャイルドロックの選び方や、安全性の高いおすすめの商品をご紹介しています。参考にしていただければ、赤ちゃんが自由に、そしてさらに安全に遊べる空間に一歩近づくはずです。

 

家庭内事故とチャイルドロック

赤ちゃんが大きくなり、家の中を自由に動き回ることは、成長を実感できる嬉しいひとときです。しかし、時にはそれは危険を伴うこともありますよね。実際、0~6歳の子どもを育てているお母さんを対象にしたアンケート調査によれば、自宅内で赤ちゃんや子どもの身に危険を感じたことがある方は8割以上に上ります。

出典:ALSOK, 赤ちゃんや子どもの誤飲・転倒などの事故を防ぐには?家庭内事故に関する意識調査

特に危ないと感じる場所として多かったのがキッチンです。調理中にコンロや包丁に近づいてくる赤ちゃんに対する心配の声が多く寄せられました。また、リビングや浴室でもヒヤリ・ハット体験が多く報告されています。

そのような状況で役立つのがチャイルドロックです。アンケートでも家庭内で使用している安全グッズとして挙げられた、「扉のチャイルドロック」や「冷蔵庫のストッパー」、「コンセント口のカバー」などは、子どもが思わぬ事故に巻き込まれるのを防ぐための重要なアイテムです。

しかし、家庭内で安全グッズを使用している家庭は全体の約3割とまだまだ少ないのが現状です。これから赤ちゃんが動き始める、または子どもがすでに走り回っている家庭では、一日でも早く安全対策をとることが肝心です。何かが起こってからでは遅いのです。

この記事では、そんなチャイルドロックの設置方法や選び方、さらにおすすめの製品をご紹介します。ぜひ参考にして、お子さんが安全に過ごせる家庭環境を作り上げてください。

 

チャイルドロックの設置タイプ

チャイルドロックには様々な種類がありますが、主に「バンド式」、「回転式」、「オートロック式」の3つの設置タイプがあります。

 

バンド式

バンド式は長さ調整が可能なタイプで、その可動域の高さから、段差や幅があるような様々な場所に対応することができるのがメリット。ドアや引き出しはもちろん、冷蔵庫などにも取り付けることができ、3つのタイプのうち一番。多くの製品は両面テーブルで固定するだけなので、不要になったときも簡単に取り外すこともできます。使わなくなったときのストレスが少ないのも嬉しいポイントです。

 

回転式

出典:Amazon.co.jp

回転式は、バンド式のように長さ調整はできませんが、その代わりにさらに手軽に使いやすい形状です。回転式の構造は、赤ちゃんには開けづらく、大人だと片手で簡単に解除が可能という特徴となっています。扉や窓など、子どもに触られたくない場所に適しています。ただし、一部取り付けの際は専用の工具が必要な製品もあるので、賃貸では注意が必要です。

 

オートロック式

出典:Amazon.co.jp

上記2タイプは、大人だと簡単にロックできるとはいえ、開け閉めの度に毎回ロックをかけないといけないので、一日に何度も開ける場所なら結構手間ですよね。こんなときに、オートロック式だと手軽です。

オートロック式は閉じるときに自動でロックがかかる機能があります。手動でロックする手間を省け、ひんぱんに開け閉めする場所に最適です。例えば、キッチンの食器棚や冷蔵庫、何度も出入りする部屋のドアなどに利用すると便利です。

これらの設置タイプは、自宅の状況や子どもの成長、そして使用する場所に合わせて選ぶと良いでしょう。

 

チャイルドロックを取りつける場所のサイズや段差をチェックしよう

子どもに安全した生活をしてもらうためのチャイルドロック選びでは、取り付ける場所のサイズや段差を確認して、最適なチャイルドロックを選ぶことが大切です。場所によっては形が合わず、設置ができなかったり、設置できたとしても不安定で全く役に立たない場合があります。

例えば、「バンド式」のチャイルドロックは長さ調整が可能なので、多少の段差があるところや、取り付ける間隔が広いところでも使えるでしょう。しかし、間隔が広すぎると、安定した固定が難しいこともあるので注意が必要です。

また、回転式やオートロック式は、取り付ける扉や窓の厚みによって取り付けられない場合や、きちんと固定できないこともあります。特に、ほとんどの製品では、段差があるところは取り付け不可となっているので注意です。段差のある場所なら、バンド式のほうが適しています。そのため、これらを選ぶ際は、取り付けたい場所に設置可能かどうかをよく確認しましょう。

 

チャイルドロックのカラーリングも意外と気になる!

出典:Amazon.co.jp

チャイルドロックの選び方で最も重視するポイントは機能性だと思いますが、見た目も意外と重要です。インテリアにこだわりのある方にとっては、チャイルドロック選びを間違えると手痛い失敗をするかもしれません。チャイルドロックはそこまで値が張る買い物ではありませんが、一度取り付けてしまうと交換しにくい製品も多く、最初から自宅にあっているデザインの製品を選びたいもの。我が家の雰囲気を壊さない、あるいはなるべく目立たないチャイルドロックを選びたいですよね。

チャイルドロックの多くは、白やクリア(透明)などの色が主流となっていますが、最近ではブラウンやグレー、ピンクなど様々なカラーバリエーションが出てきています。インテリアのテイストに合わせて、木目調のチャイルドロックや、キッズスペースに映えるカラフルなものを選ぶこともできます。

例えば、リビングの木目調のテーブルやキャビネットには、同じく木目調のチャイルドロックがマッチするでしょう。また、クリアタイプは、どのようなインテリアにも違和感なく馴染むので、色々な場所に設置できる柔軟性があります。

とはいえ、繰り返しになりますが、一番大切なことはチャイルドロックの役割を果たすこと。もし色の選択に迷ってしまったら、安全性や機能性を最優先に考えて選びましょう。

 

2段階ロック機能とは?

出典:Amazon.co.jp

子どもが成長するにつれて、その手先もどんどん器用になってきますよね。時間が経つにつれて、最初に設置したチャイルドロックを子どもが開けてしまうケースも少なくありません。

そんな時に役立つのが「2段階ロック機能」です。

その名の通り、ロックが2段階で掛かるようになっている仕組みのチャイルドロックです。1段階目は通常のロック、そして2段階目は子どもには少しむずかしい(でも大人には簡単な仕掛け)操作をしないと解除できないという構造をもっています。

たとえば、ロック解除ボタンを押しながら別のパーツを引っ張るというような、同時に2つの動作が必要なのが2段階ロックのチャイルドロックです。大人には簡単にできる操作でも、まだ小さい子どもには難しいので、安全性が高く、安心です。

ただし、2段階ロックの場合、簡単とはいえ大人が開けるのにも追加で一手間かかるので、頻繁にあけるような場所ではわずらわしさを感じることもあるかもしれません。2段階ロックは、子どもの年齢や生活スタイル、設置場所の構造や危険度など、メリットとデメリットを考えて決めてみるといいでしょう。

 

賃貸ならチャイルドロックの取り外しやすさもポイント

出典:Amazon.co.jp

賃貸物件でチャイルドロックを使用する方にとって、特に気になるポイントの一つが、取り外しやすさでしょう。賃貸の場合、引越しでチャイルドロックを取り外すこともありますよね。そのため、簡単に取り付けられ、簡単に取り外せるチャイルドロックが理想です。

特に、貼り付けタイプのチャイルドロックは、きれいに剥がせない場合があります。チャイルドロックを探すときには、剥がしやすいタイプの粘着シートが使われているか、チェックしてみましょう。

もしも、一度取り付けたチャイルドロックをなかなか剥がせない時は、以下の方法を試してみましょう。

・ドライヤーを使う: チャイルドロックのシール部分をドライヤーの温風で温めることで、接着力が弱まり、きれいに剥がすことが可能になります。ただし、ゴムやプラスチック部分などは熱に弱い場合があるので、注意しましょう。

・中性洗剤を使う: 水と中性洗剤を混ぜて薄めたものをスポンジや布につけ、シール部分をやさしくこすります。これにより、接着部分が弱まり、剥がしやすくなります。

・シールはがしを使う: 市販のシールはがしを使えば、さらにキレイに剥がすことができるでしょう。

 

賃貸物件での取り付けには細心の注意を

賃貸物件で備え付けの壁やドアに貼り付ける際は、注意が必要です。

賃貸の住居では、入居したときの状態に原状回復ができない場合、退去時に敷金が減少したり、追加で費用がかかることがあります。そのため、賃貸で備え付けのドアや収納、壁などにチャイルドロックを取り付ける際は、必ず取り外しやすいタイプを選び、取り外しのときには十分注意を払ってください。

 

ドアロックは赤ちゃんだけでなく、さまざまなシーンに対応

チャイルドロックと聞くと、「赤ちゃんが家具に登ったり、危険なものに触れたりするのを防ぐためのもの」というイメージが強いかもしれませんね。しかし、実は小さな子どもだけでなく、様々なシーンで効果を発揮します。

たとえば、ペットを飼っているご家庭では、ペットのいたずら防止に役立ちます。犬や猫が好奇心旺盛な性格で、キャビネットや引き出しを開けてしまうこともありますよね。そんな時には、チャイルドロックを取り付ければ、ペットが中身を散らかしたり、不意に何かを飲み込んだりする危険を減らすことができます。

また、認知症の方がいるご家庭では、間違って家の外へ出てしまうことを防ぐための一助となるでしょう。

その他、すべてのご家庭に共通した使い方として、地震時に家具が開いたり、ぶつかって壊れてしまうことを防ぐ防災対策としても使用できます。

 

おすすめのチャイルドロック製品3選

編集部おすすめの製品をいくつかご紹介します。以下の製品は、安全性や利便性、そして見た目のデザイン性など、様々な観点を検討し、おすすめできるチャイルドロックです。

 

Hugmuu ベビーガード ストッパー

出典:Amazon.co.jp

バンドタイプのチャイルドロックなので、段差や幅があるような場所でもきちんとロックできます。6個セットで両面テープも余分に使えるので、色々な場所に付けられて、取り付けを失敗しても安心です。

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アンドココ(&COCO) チャイルドロック ベビーガード

出典:Amazon.co.jp

大人なら片手で簡単にロック解除できますが、赤ちゃんには難しい構造になっていて、毎日よく開ける場所に使うと便利です。色合いもやわらかくて、インテリアに合わせやすいのもポイント。剥がしやすい両面テープが使われていて、賃貸物件でも安心です。

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Star Baby 冷蔵庫 ドアロック ベビーガード

出典:Amazon.co.jp

オートロックタイプの冷蔵庫用チャイルドロックです。閉めるときには自動でロックがかかり、開けるときも大人なら片手で手軽にオープン可能なしくみ。赤ちゃんはもちろん、ペットや認知症の方が冷蔵庫を不用意にあけてしまうのを防ぐのにも活用できます。

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まとめ

適切なチャイルドロックを付けることで、子どもにとって自宅内がより安全な場所になるでしょう。そのためには、取り付け場所や種類、設置方法、さらには取り外しやすさなど、様々な要素を見てみる必要があります。

それぞれの特性を理解し、子どもの生活環境に合わせて最適なものを選びましょう。ただし、重要なのは、チャイルドロックはあくまで補助的なアイテムであるということです。チャイルドロックを付けているからといって、完全に事故を防ぐものではないというのは覚えておきましょう。最終的には、常に子どもの様子を見守ることが最も大切なことです。子どもたちの安全な成長のために、チャイルドロックを有効に活用してみてくださいね。

 

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